日々に疎し

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ゴギを巡る旅 - 後編

ゴギを巡る旅 - 前編 - 日々に疎し

からの続き。

一向にゴギを釣れる気配がしないため思い切り場所を移動することにした。

島根県でのゴギの生息域は東が斐伊川水系、西が高津川水系と言われている。

昨日の状況から思い切って正反対の方向に向かい、高津川水系へ移動することにした。

天気は良かったのだが黄砂のような塵で山がかすんで見える。

写真は高津川とその支流の合流地点だ。ここから上流へと上って行く。

 

この支流に入って驚いたのだがかなり上流まで魚道が整備されていることだった。

いろいろな河川へ行ったがこんな上流にまで魚道を設けている河川はあまり見たことがない。

調べてみると一級河川で唯一、ダムがないらしい。島根県でも自然を守るためにいろいろと取り組んでいるようだ。

島根県:高津川で魚道改修に向けた現地調査が実施されました。(トップ / しごと・産業 / 水産業 / 地方機関 / 浜田水産事務所 / 水産業の振興 / 活動紹介)

 

入渓できるポイントを探しつつ歩いているとずいぶんと昔に廃棄されたバスがあった。

旅館が所有していたものだろうか。

 

よさげなポイントを見つけたので竿を出す。

早い時間だったので幸いまだ人が入ったような形跡はない。

川の上に張った蜘蛛の巣を壊しつつ釣りを始めた。

 

なかなかいいサイズのヤマメが飛び出した。

この河川のヤマメは顔が丸く見える。

 

ふと目の前の木に目をやるとクマが爪をといだ後が残っていた。

傷はふさがっているのでもうだいぶ古いようだ。

新しかったらと思うとぞっとする。

幸いにも釣りをしていてクマに遭遇したことはないのだけれど、このまま会うことがなければいいなと思う。

 

 

よさそうなポイントが続く。

狙えば必ず出るような状況でこれは期待できそうだなと思った。

 

上のポイントから出たヤマメ。

この川のアベレージサイズは 20cm 以上でこの時期にしてはいい。

 

やっと釣ることができたゴギ。

白点が鼻先まで続いている。

 

きれいなオレンジ色の腹。

体側のオレンジの斑点もきれいだった。

 

「よしこの調子でもっと釣るぞ」と思い渓流を上ろうとしたとき、水中に沈んだ岩の上でズルっと滑ってしまった。

「あ、これはやってしまったな」と思い水から上がるとウェーディングシューズのソールと側面がはがれてしまっていた。

10年以上使い続けたので、この次の釣行で最後かな、などとおもっていたのだがその前に壊れてしまった。

こうなるとどうしようもないので釣りをあきらめて川から上がることにした。

目的のゴギは2匹だけだったがなんとか釣ることができてよかったと思う。

別の水系のゴギはまた模様が微妙に違うようなので次の機会には狙ってみたい。

山陰のゴギを巡る旅は目的を達成し無事帰路につくことができた。