日々に疎し

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ゴールデントラウトを求めて - 後編

初日の釣行でカーンリバーゴールデントラウトが一匹しか釣れなかったためカーンリバーの東、ブラックロックトレイルへッドへやってきた。

ここに車を止めてポイントまで徒歩で向かうことにした。

 

トレイルヘッドからカーサヴィージャメドウへ向かう。

 

しばらく歩くとゴールデントラウトウィルダネスの看板が現れた。

1995 年に FLY FISHER 誌で見たあの看板だ。

 

トレイルが雪解け水で小川になっているような箇所がいくつもある。

日中は暖かく20℃以上になるのだが夜には5℃まで気温が下がる。車中泊とはいえ寝袋が必要だ。

ちなみにカリフォルニア州では wilderness permit が設定されており国立公園内の荒野でのキャンプについてはライセンスが必要だ。キャンプをしたいという場合にはこちらのサイトをよく読んでから行くといいだろう。

Inyo National Forest - Recreation Passes & Permits

 

山小屋があるが屋根の一部が抜けてしまっている。

もう使われていないのだろうか。

 

2km ほど歩きカーサヴィージャメドウに到着した。柵が見えるので季節によっては放牧されている場所なのだろう。その中を流れるナインマイルクリークで釣りを始めることにした。

 

川の色はやはり茶色い。この色がゴールデントラウトの色素に影響していると思えてならない。そしてこんな小川のような場所でゴールデントラウトが入れ食い状態なのだ。

 

いいサイズのゴールデントラウトが反応してくれた。この個体は色が薄い。おそらくハイブリッドだと思うが黒点が少ないのでこのエリアにもともと住んでいた種類の遺伝子が強く出ているのだろう。

 

この個体は背びれよりも頭側に黒点が全くなくカーンリバーゴールデントラウトの特徴がとても濃く出ている。日本のヤマメに似ていてとてもきれいだ。

この個体もハイブリッドかもしれないが目的の魚体が見れたのでここで上がることにした。

 

帰りの途中 VISTA POINT からホイットニー山を見ることができた。まだ雪が残っている。

次回ここに来る時は wilderness permit を取得してキャンプしつつ釣りをしたい。そんなことを考えつつカーンリバーを後にした。