出雲から山陰を巡る
休日を利用し出雲の国へ。
山陰地方を訪れたことがなく、一度は行ってみたいと思っていた出雲大社へ。出雲の神様は「縁結びの神様」で我々がよく聞いたことがある「だいこくさま」との事だ。
出雲大社の解説によると単に「男女の縁結び」というだけでなく「互いの発展のためのつながりが結ばれる」ということらしい。
神社での参拝の方法といえば「二礼二拍手一礼」が一般的だがここ出雲大社では「二礼四拍手一礼」だそうだ。いい出会いがあるようにと願い散策を続ける。
本殿の脇から屋根を撮る。逆光で難しいが何とか撮ることができた。
訪れたのが休日の昼ごろだったためか人が多く、ブログに載せられるようなカットがほとんど撮れずに残念だ。
酒樽が置かれていた。行事の時にでも振舞われるのだろうか。
ISO 100, f4.5, 1/800 で撮影した。f4.5 でこの解像である。
何枚か写真を撮ったがどこに行っても人が映り込んでしまう状態だったのと、昼時でおなかがすいてきたので移動することにした。
出雲といえば「出雲そば」が有名だ。写真のように重なっていて上から順に食べていく。いわゆる「ぶっかけ」でこの器に直接つゆをかけていただき、残ったつゆを次の段に入れて食べる。
東京のそばとは全然違う。福井には「越前おろしそば」があるがそのつゆを少しこくしたような感じが近いかもしれない。
5段はそれぞれ薬味が違う。
ISO 200, f1.6, 1/80 で撮影。ピントが薄い。
お腹もいっぱいになったので少し休んで移動することにした。
旅行の前に「島根に行く」と人に伝えたら「足立美術館の庭園がいいらしいよ」という情報をいただいていたので向かうことにした。
美術館というと都市部にあるようなイメージだったのだがこの美術館は山間の田園地帯の中にあり意外だった。
中に入り 広告にもなっているカットを撮ってみた。窓枠が額になっていて絵を見ているような感覚だ。季節で楽しめそうだなと思った。秋や冬に訪ねてもいいかもしれない。
ISO 100, f8, 1/125 で撮影。
少しだけ庭に出られる場所から撮影。よく見ると右奥に滝が見えるが借景である。
後方に見える山は道を隔てた先にある。よくこんな景観をつくったなと思う。
別の窓からの景観。なんとも言えない。やはり紅葉や雪の時にも見てみたい。
夕方になり宿を確保しなければならなくなったので移動することにした。
ちょうど日没の時間、それを見に人が訪れていた。
早くしないと日が沈んでしまうので急いで砂の山を登る。足がとられてなかなか進めない。
夕日を見つめる親子がいた。いい雰囲気なので撮ったら太陽が不思議な感じになってしまった。それにしても海風が強く寒い。右側の父親がそりを風よけにしていて「いいなそれ」などと思ってしまった。
水平線に漁船の明かりが見え始めた。等間隔に並んでいるように見えて不思議だった。
日が沈み帰る人、これから向かう人。砂丘の稜線と空とのコントラストが美しい。
いい写真が撮れたのでこの時間にしてよかった。さて宿を探さねば。