日々に疎し

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南房総の釣り - 後編

南房総まで釣りに来たのだが暴風のため全く釣りができるような状況ではなかった。

風は西から吹いていたため、風裏となる東側の海岸を狙うことにした。

 

 漁港からは灯台が見えた。

 

島へは防波堤から直接橋がかけられていた。とても頑丈そうで台風でもビクともしなさそうだ。ここから島へ渡る。 

 

島に渡るとすでに何名か釣りをしている方がいた。釣果が気になるが見ている限り釣れている様子はない。

 

風裏とはいえ太平洋に面しているため波は強く濁りも入ってしまっている。この状況での釣りは難しそうに見えた。

 

湾内へと戻ることにした。

 

湾内は穏やかで波の影響も無いようだ。

 

街灯へと繋がる電線にはいくつも仕掛けがぶら下がっていた。竿を振りかぶって投げる際にちょうどこの位置になるのだろう。かなり危険に思えるが感電しないのだろうか。

私も仕掛けを引っ掛けないように注意してルアーを投げる。 

 

湾と外洋との間の辺りを狙っていると何投目かであたりが来た。釣り上ったのはなんとメッキだった。20cm 程度だったがそれなりに引きがある。大型のものは150cm 以上にもなる魚だ。

小さかったのでお帰りいただいたのだが、後日知人にメッキが釣れたと伝えると「どうしてリリースしたのか」「20cm くらいなら塩焼きにしたらおいしいのに」と教えてもらった。大型のメッキこと GT にはシガテラ毒があるのだが小型のものは食べることができるそうで 30cm くらいなら刺身でもおいしいとの事だ。

 

その後、アタリは遠のいてしまったが、ボウズは避けられたので上がることにした。

帰り道、防波堤の隅に置かれたロープとブイにはフジツボや貝がびっしりとへばりついていた。これを綺麗にしてまた漁に使うのだろう。魚が好きでよく食べるのだがこういう作業があって流通しているのだなと思うと漁師の方に感謝である。

南房総釣行は強風でなかなか難しい状況だったのだが条件が合えばかなり釣果が見込めそうなのでまた訪ねたいと思う。