日々に疎し

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梅雨の富士川水系 - その2

午前中の釣行の続き。

午前中でいいサイズの魚が釣れたため午後は別の川へ向かい様子を見ることにした。

下部から本栖方面へ向かう途中にある栃代川へ向かう。

 

この川は渇水時でも比較的水量があるため普段よりもかなり急な流れになっていた。この岩場は普段は水は流れておらず通り道として利用しているのだがこの日は滝のようになってしまっていた。ほかに登れるような場所がないため仕方なくここを上り釣りをする。

 

やはりどのポイントも水量が増え白泡が立ちフライを落とすようなポイントはほとんどなくなってしまっていた。流れの両脇も増水し川を上る場所を探すのに苦労する。

 

増水のため川を上るのをあきらめ遠巻きに森を抜け上流へ向かう。途中葉の上で休むカゲロウを見つけた。フタスジモンカゲロウの亜成虫だろうか。水生昆虫が豊富であればそれだけ魚のえさが豊富であるということだ。

 

ようやく釣り上げることができたのは 10cm 程のヤマメだった。本来であればこの河川にはヤマメではなくアマゴが生息しているはずなのだがこの魚には朱点が全く見当たらない。その昔、放流された魚の中にヤマメが混じりその子孫が生き残っているのだろうか。

 

かなりシビアな釣りとなってしまいこれ以上は難しいように思えたので上がることにした。

 

翌日。釣行で利用したシューズを乾かしていると傍らにアマガエルの姿が見えた。これだけ近づいても全く逃げようとはしない。

 

庭にあるザクロの木にゴマダラカミキリを見つけた。

都内では見かけたことがない生物を身近に見ることができる。たまの帰省もなかなか楽しい。