日々に疎し

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SIGMA fp を持って南伊豆をぶらぶら - その1

2/8 に愛用しているカメラのメーカー SIGMA から「フルサイズ Foveon の計画が仕切り直しとなる」と発表があった。おそらく来年中にも発売は難しいように思える。予算を確保していたのだが浮いてしまったためすぐに SIGMA fp を購入することにした。

近く南伊豆へ釣りに行く予定があったため持ち出して試してみる事にしたのだった。

 

Foveon センサの場合は RAW で保存し SIGMA Photo Pro で現像、そのあとPhotoshop でごみを取り除く、というような手順でやっていたのだが、SIGMA fp では jpeg で保存して Photoshop でそのまま色調補正 + その他という感じだ。だいぶ手順が簡略化され早くなった。それと Photoshop で大胆に補正をすることはなかったためなかなか楽しい。

 

近くの崖の表面には風化してなのか不思議な模様の地層が見える。千葉県には比較的面白い地層が見られる場所が多いように思う。

 

そういえばこの時期は河津桜の時期だったなと思い出し訪ねてみることにした。

川沿いの桜と菜の花で華やかに見える。やはり発色の感じと感度性能が Foveon センサのカメラとは違って見える。

 

天気もよくいい日に訪ねることができた。45mm F2.8 のレンズもいい写りをしてくれる。この場合は遠くのいいにじみ感、とでもいうのだろうか。

 

Foven センサの時にはそのセンサの特性から Photoshop で色調補正をすることに抵抗があったのだがベイヤーセンサではそれは全く感じない。これはこれで楽しい。Photoshop をもっと使えるようになればもっと面白い画像が作れそうだと感じる。

 

メジロが桜の蜜を吸いに来ていた。動きが速いので撮るのが難しいが何とか収めることができた。高感度性能が上がったためスポーツや室内、暗所での撮影にも使えると思うのでそのうち試してみたいと思う。

 

菜の花も満開だった。桜の方はというと2月の中旬だというのにもう散り始めており、地元の方に話をうかがったところ「例年より10日くらい早いように思う」との事だ。花の間に葉がたくさん見られた。

 

土手にある桜のアーチをくぐって歩く。桜目当ての観光客が多くみられる。海外の方の比率も多いように感じる。昔から知っており気にはなっていたのだがなぜかこの時期に訪ねるということをしていなかった。いい場所だったのでまた訪ねてみたいと思う。

ちなみにこの日、釣りの方はさっぱりだった。