三保の松原で初釣り
ここ数年恒例となっている正月の釣りをどこにしようかと友人と話をした結果今回はまだ行ったことのない三保の松原にしようかということになった。三保内浜に到着するとすでに何人かが釣りをしていた。
外海側からは普段見られるはずの富士山が雲に隠れてしまい見る事はできなかった。
右奥の方に伊豆半島の山が見える。直線距離だと10kmほどだろうか。
友人たちも全くあたりがないようで徐々に「寒い」としか言わなくなってしまった。海釣りは反応がないときは全くだめだ。一匹も釣れない日なんて数えられないくらい経験しているのだが、また懲りずにやってきてしまう。きっと一匹大きい魚が釣れた経験を味わってしまうとそれがやめられなくなってしまうのだ。
対岸には清水港が見える。空の色がきれいだったので思わず写真に収めずにはいられなかった。
外海側で釣りをする男女がいたが反応はなさそうだった。
そんななか、竿先が妙な「もさもさ」とした動きをしていたので引いてみると何かがついているようだ。しかし軽い。大した魚じゃないなと思いながら引き上げてみるとなんとカワハギが釣れていた。10数センチほどしかないがお腹の肝はパンパンに膨れていた。しかしこのサイズだとほとんど食べられるところがないので海に帰っていただくことにした。
日が沈んでからしばらく経った。友人たちは全く反応がないようだ。もうすぐ真っ暗になってしまうので竿をしまい帰ることにした。