日々に疎し

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静岡県芝川 C&R エリア

静岡県の芝川にもキャッチアンドリリース区間があるみたいで冬季でも釣りができるみたいだよ」

昨年の夏頃に友人からその情報を得ており、帰省した際に一日だけ自由にできそうだったので一人で訪ねることにした。

 

この田中屋で C&R 区間専用の腕章をレンタルして釣りに行くことになる。「屋」のフォントがレトロな感じでいい。

 

 店の前では自家製のこんにゃくを茹でていた。帰りに買って帰ったのだが普通のこんにゃくよりも柔らかく味も美味しかった。ここのこんにゃくを食べるために来てもいいかもしれない。

この田中屋の向かいの駐車場に車を止め川へ向かう。

 

水は綺麗だがかなりの渇水状態であまりコンディションはよくない。そして大型の鵜が何匹もおり、これも魚へのプレッシャーとなっていると思われた。

 

入渓ポイントを探していると道沿いにたっぷりの花粉を蓄えた杉が生えていた。触ったら黄色い花粉が飛び出して来そうで、想像しただけで目に涙が浮かんでくる。

 

山でも杉が満開?のようで茶色い杉が何本も見える。多少ガスっているように見えるのだけれども、これは花粉なのだろうか...

薬のおかげかこの日は少しくしゃみをするくらいで重症化はすることはなかった。

 

ポイントを探しながら川を溯っていると川の中に数匹の魚の影が見えた。岩陰に隠れながら様子をうかがうと 40cm ほどのニジマスが5匹ほどで群れている。写真の中央に見える黒い棒のようなものがそれだ。

 「見えている魚は釣れない」と昔から言われているようにこの魚は全く反応してくれない。それどころか沈めたフライを嫌がって逃げるような仕草までするのだ。ドライでは #30 のミッジを無視して、水面直下を流れるシャックのようなものを食べている。ラインは 9X という極細を使っているのに見えてしまっているようだ。

これは難しすぎる。忍野よりも格段に難しい。粘ってみたのだが何をやっても反応してくれないため諦めて上がることにした。川でボウズになったのは本当に久しぶりでいい勉強になったと思う。

 

帰りがけに撮った田中屋の隣にある黒門だ。ピントが微妙にずれてしまっているが、レンズをよく見るとレンズのマウント部分がガタガタになって外れかけている。修理に出さなければいけないので 35mm F1.4 はしばらくお休みとなってしまった。